三笘薫選手レーティング
6.0(Sofascore 両チームで最下位)
5.9(Whoscored 両チームで最下位)
三笘選手のヒートマップ
三笘選手のスタッツ
出場時間 21分
タッチ数 26
パス(成功率) 12(67%)
キーパス 1
ドリブル(成功) 5(1)
1対1地上戦(勝利) 9((2)
1対1空中戦(勝利) 1(0)
ロスト数 13
ファウル 2
タックル 1
管理人の感想
プレーオフ3節、リーグ最大のライバル、クルブブルッヘ戦は大一番だったが、三笘選手にとっては苦い敗戦となった。
前節は今一つの出来で、今節がベンチスタートだったので、三笘選手としても0対0で後半途中から入ってきた時点では、かなり気合が入っていたと思う。
ヒートマップからもわかるよう、攻撃面で違いを出そうと前がかりにグイグイ押していったが、結果的には押しきれずに、カウンターから手痛い2失点を食らってしまった。
出場時間21分でドリブル5回、地上戦9回はアグレッシブに攻めた証拠だが、いかんせん戦績が悪すぎた。対面のブキャナン選手にほとんど勝てずに、途中から自信を無くしたのか、らしくない弱い横パスを連発するというあまり見たことのないシーンも散見された。
この試合で、三笘選手はかなり厳しい立場に追い込まれたと思われる。
戦犯、は言いすぎだが、交代選手によってゲームバランスが崩れたのは事実で、監督としては評価を改めざるを得ないだろう。
サッカーダイジェストのインタビューでも本人が語っていた通りに、ドリブルだけでは通用しないので、パスやシュートで違いを出していかなければならないが、周囲とあまり連携がとれていないので、コンビネーションで崩せないし、スペースがつくれない。
そもそも、ユニオンの基本戦術はパスアンドラッシュでこぼれを拾ってグイグイ押し込むスタイルなので、コンビネーションや技術よりもアスリート能力が重視される傾向にある。
三笘選手は素のアスリート能力(スピード、パワー、アジリティ、スプリント力)がそれほど高いわけではないので、環境的には厳しい。
打開策はずばり、シュートをうつ、ではないだろうか。
本人も監督に最初にどこのポジションやりたいか、と問われたとき、フォワードで、と答えたみたいだから、シュートセンスと精度には自信があるのだろう。
多少無理な体勢からでも、多少遠目からでも、枠内にシュート飛ばせれば、相手DFに対するドリブルの威力も上がると思う。
来年はローン終了でブライトンに戻りそうだが、とてもではないが、今の状態ではククレジャ選手やトロサール選手を追い越せるとは思えない。
まずはラプッセン選手のクオリティを凌駕しなければならないが、今日のゲームでは勝てている要素がほとんどなかった。