三笘薫選手のスタッツ
レーティング(sofascore) 6.4(チーム内10位)
(Whoscoredcom) 6.6 (チーム内9位)
チーム・マッチレポート(Whoscoredcom)
・セットプレーからの得点機会が多かった。
・敵陣でのボール奪取が多かった。
・フィニッシュ精度が低かった。
・選手個々のミスが多かった。
・ピッチを広く使った。
・敵陣でのポゼッション率が高かった。
・右サイドからの攻撃が多かった。
・クロスからの攻撃が多かった。
三笘選手のヒートマップ
管理人の感想
ケガ明けの三笘選手は12月26日の第21節ゲント戦以来の出場となった。
絶対的な得点源のツートップを出場停止で欠くこの1戦は、攻撃陣の奮起が期待されたが、結果的には不発に終わった。
三笘選手のパフォーマンスも低調で、決定的な仕事は全くできなかった。
ヒートマップ上はいつもの左サイドのレーンだけでなく、中央からボックス内でもプレーできていたように見えるが、実際は後半途中からCFの位置にコンバートされたからで、流れの中から効果的にボックス内に侵入できていたわけではない。
スタッツも振るわない。
三笘選手の好調時は、ドリブル成功数と被ファウル数が伸びる傾向があるが、今節はドリブル成功0(トライは4)、被ファウル0と全く特徴を生かせなかった。
ケガの影響もあるかもしれないが、キレも強引さもなく、正直、攻撃の選手としては物足りない印象しか残せなかった。
唯一、前半、ラプッセン選手とのコンビネーションで右サイドを崩したシーンは「らしさ」が見られたが、ほかの多くの時間で「空気」だった感は否めない。
逆サイドでキレを見せていたアマニ選手と比べて、エネルギーの低さは歴然だった。
アマニ選手はボールを刈り取ってそのまま前に侵入していく現代型ボランチなので、三笘選手とはタイプは違うが、才能はかなりのものに見える。
三笘選手と同じタイプのラプッセン選手も、やはりこの試合では苦戦していた。
ドリブルしては捕まる、パスを差し込んだらとられるの繰り返しだったので、攻撃の核ツートップを欠く布陣ではそもそも攻撃型選手が生きる環境になかったのかもしれない。
個人的には左サイドバックは攻撃センスのない44番ではなく、パスセンスの確かな町田選手、左ボランチは去年からずっと低調な主将のテウマ選手ではなく、ショートカウンターの起点になるアマニ選手を配した布陣なら、三笘選手の能力が最大限に発揮できるのではないかと思う。
三笘選手はドリブルを封じられてもパスセンスと位置取りが抜群なので、周りとのコミュニケーションが上がれば、攻撃の破壊力は極大化できる。
今後の活躍を期待したい。
サマリー・スタッツ
出場時間 89分
タッチ数 54
パス(成功率) 22(68.8%)
キーパス 1
ロングパス(成功) 2(1)
デュエル・スタッツ
地上戦1対1(勝利) 9(2)
空中戦(勝利) 1(0)
ロスト数 20
ファウル 1
攻撃スタッツ
シュート(枠内) 1(0)
ドリブル(成功) 4(0)
守備スタッツ
タックル 2
ブロックショット 2