三笘選手のヨーロッパ戦記

フットボール界の流川楓、三笘選手を応援するブログ

FAカップ 準々決勝 ブライトン 5:0 グリムズビー

三笘選手のレーティング

7.1(Sofascore チーム内8位タイ)

7(Sussex live チーム内2位タイ)

試合に絡むプレーはそれほど多くなかったが、ボールを持てば、相手チームは彼の技術とプレーに対してできることは少なかった。これはほかのプレミアリーグのチームも同じだが。ディフレクションによって、5点目のゴールを決めた。

 

三笘選手のスタッツ

出場時間        90分

ゴール          1

タッチ数        48

パス(成功率)     33(82%)

キーパス        2

クロス(成功)     1(0)

ロングボール(成功)  1(1)

枠内シュート      1

枠外シュート      4

ドリブル(成功)    2(1)

ビッグチャンスのミス  2

地上戦(勝利)     6(4)

ロスト         11

被ファウル       1

タックル        2

 

三笘選手のヒートマップ

 

試合後の三笘選手のインタビュー

(33分の絶好の右クロスのシュートミスは)

「DFが視界に入って、一瞬ボールが見えなくなってしまった。」

(ほかにもたくさんチャンスがあったが)

「3点くらい決められましたけど、、、まあ実力って感じです。」

(最後にゴールを決めれて)

「すっきりしました。入っていなかったら、ちょっと終わりが悪かったので、まあ安心したって感じですね。」

(準決勝はウェンブリーでマンチェスターU相手だが)

「聖地と言われてますし、そこでプレーできるのは光栄なこと。」

(4月はかなり過密日程になるが)

「勝つことで、決勝も見えるが、タフな連戦ですし、しっかりとプレミアリーグと一緒に戦っていきたい。」

「もう1回切り替えて、すぐリカバリーしないといけない。日本でもう1回練習を積んでしっかりとコンディションを合わせたい。」

 

プレミアリーグ 第8節(延期試合) ブライトン 1:0 クリスタル・パレス

三笘選手のレーティング

7.4(Sofascore チーム内2位タイ)

7(Sussex live チーム内6位タイ)

あまりボールに触れる機会がなかったが、プレー機会があると即座に結果を出した。良いタイミングでマーチのゴールのお膳立てをした。しかし、全般的にはいつもよりも効果的なプレーは少なく、78分に交代した。

 

三笘選手のスタッツ

出場時間       79分

アシスト       1

ゴール期待値     0.11

ボールタッチ     41

パス(成功率)    26(81.2%)

キーパス       2

クロス(成功)    1(0)

ロングパス(成功)  1(1)

枠内シュート     1

枠外シュート     1

ドリブル(成功)   1(0)

地上戦(勝利)    5(2)

ロスト        8

ファウル       2

被ファウル      1

タックル       1

 

三笘選手のヒートマップ

試合後インタビュー

・三笘選手

(15分のアシストについて)

「あれだけでしたね。でも、あのアシストのパスも少し弱かったので、ソリーでなければ決められなかったと思う。」

「もっと力を出さなければならないと思って、試合をしていた。しかし、展開も考えてシンプルにプレーしてました。」

 

・マーチ選手

(ゴールについて)

「中に切れ込んだり、DFの裏をつくプレーを練習でやってきた。過去の試合ではそういう部分が欠けていた。中に切れ込んでの、いいシュートだったと思う。」

(チームの状態について)

「一試合ずつ考えたいと思う。さらなる高みを目指して、来季はヨーロッパのリーグでプレーしたい。向上心もあり、高い目標を持っている。毎日一生懸命に取り組んで、順位を上げていきたい。誰も我々に期待していたわけでもないので、プレッシャーもない。この調子で続けたい。」

 

・デ・ゼルビ監督

(今日の試合について)

「最高のパフォーマンスとは言えない。毎試合、高い質のプレーを継続させるのは難しい。相手もいるので。彼らも我々と同様、必死でやってる。毎試合、同じようなプレーを求めるのは不可能だ。最初の15分間はすごく難しかった。その後、最高のプレーとは言えないが、良いプレーができた。そして、勝利に値していたと思う。追加点を決めないと終盤はこのような状況になってしまう。最後の2分、そしてアディショナルタイムで苦しんだ、、、10分間の間。だけど、勝ててよかった。」

「今季多くの試合で90分間、高い質のプレーを見せた。だけど、勝てなかった試合もあるので、今日は勝利にふさわしかったと思う。」

(次回FAカップは下部リーグのクラブ相手で、かえって難しいのでは?)

「ミスを犯してはいけない。選手たちは勝つ方法をよくわかっている。フットボールでは簡単に勝てる試合などはない。明日から決勝戦だと思って準備をしていきたいと思う。」

 

 

プレミアリーグ第27節 リーズ 2:2 ブライトン

三笘選手のレーティング

7.4(Sofascore チーム内2位タイ)

8(Sussex live チーム内1位タイ)

前半はかなりおとなしかったが、良い位置取りからマクアリスターへのヘッドでのアシストを決めた。その後再びルーク・アイリングをかわして2点目を演出した。彼が違いをつくっていたように見えた。

 

三笘選手のスタッツ

出場時間       90分

アシスト        1

ゴール期待値     0.11

タッチ数       56

パス(成功率)    44(89%)

キーパス        3

クロス(成功)    2(0)

ビッグチャンス創出  2

枠外シュート     1

ドリブル(成功)   5(2)

地上戦(勝利)    7(3)

空中戦(勝利)    2(2)

ロスト        10

インターセプト    1

タックル       1

被ドリブル突破    1

 

三笘選手のヒートマップ

 

デ・ゼルビ監督の試合後インタビュー

結果には失望している。我々は本当に良いゲームをした。早くにゲームを終わらせることもできた。ゴール前のフィニッシュの部分で多くの間違いを犯した。チームと選手たちに申し訳ない気持ちだ。

スペースを使って効果的な攻撃ができたが、ここで勝つのは難しい。素晴らしいスタジアムと雰囲気だから。しかし、このゲームは勝たなければならなかったし、我々が勝利に値したと思う。

 

管理人の感想

ここのところ、チームの主力として定着したからか、パフォーマンスに余裕を感じられる。90分通してのパフォーマンスを最初から考えてそう。

このゲームも前半の前半はほとんどボールタッチすらなかったが、そのうち決定的なプレーを見せてくれるだろうと余裕をもって見ていたら、案の定、2ゴールに直接絡む活躍。

ここのところ、パスやつなぎのプレーでチームに貢献することが多いが、正直、ゴールを陥れる能力はチーム屈指だと思われるので、もっとシュートやドリブルで仕掛けてもいいように感じられる。

本人のインタビューでももっと積極的に行きたい、というようなことを言っていたので、今後のプレーにさらに多くのものを期待したい。

 

懸念は体力的な問題。

このゲーム、後半の後半はかなりオープンな展開になって、両チームの選手とも消耗が激しかったので、次週ミッドウィークのパレス戦での体力が心配。

 

プレミアリーグ 第26節 ブライトン 4:0 ウェストハム

三笘選手のレーティング

7.8(sofascore チーム内2位タイ)

8(Sussex live チーム2位タイ)

マッチアップしたベン・ジョンソンをかなり押し込んだ。ジャロド・ボーウェンの不器用な守備もあって、PK獲得に成功した。彼のプレーやドリブルは(相手にとって)制御不能なほど熱かった。適切な予測で得点も記録した。

8.57(BBCsports チーム内1位)

 

三笘選手のスタッツ

出場時間          83分

タッチ数          57

パス(成功率)       42(93%)

キーパス          2

ロングボール(成功)    3(2)

枠内シュート        1

ゴール           1

ドリブル(成功)      6(3)

PK獲得           1

地上戦(勝利)       13(7)

ロスト           9

ファウル          1

被ファウル         1

タックル          3

 

三笘選手のヒートマップ

 

三笘選手の試合後インタビュー

「毎試合、自信はありますが、前の2試合は引き分けと負けで、なかなか結果が出なかった。今回の相手は下位のチームですし、ここでしっかり勝ち点を取らないといけないと思っていました。監督もいない中、良いクオリティを出すことができたと思います。」

「自分としてはコンディションがそこまで良くなかったですけど、チームとしてうまくいった。後ろがうまくビルドアップしてくれたので、自分は前で力を使うことができた。1点取ってからは、自分たちのサッカーがうまくハマったと思います。」

(ゴールの場面は練習通りか、自分の感覚で飛び込んだのか?)

パスカルがあそこで中に折り返してくれるのは分かっていました。特にあそこは、監督から『入っていけ』と言われているところなのでよかった。(ギリギリ追いついた?)いや、結構簡単でした。余裕はありました。最近は、もうあそこしか狙っていないので。準備しておいて良かったなという感じです。」

(1点目につながるPK奪取について)

ファーストタッチはちょっとズレてましたけど、セカンドタッチで前に出たので。(相手の)前に入ってしまえば、取れるかなってところがありました。(シュートまで)行ききれれば良かったですけど、相手の前に入った時点で勝ちかなって感じですね。」

(前半はドリブルで仕掛ける場面が少なかったが、後半はドリブルの意識が上がったように見えたが?)

「(プランは)決めてはないですけど、チームが前半からボールを握っていたので、相手が疲弊するのは分かっていた。先にポゼッションを優先して、試合を支配し、後半相手が疲れた時に自分のドリブルを少しずつ出せればいいと思っていました。ドリブルを別に出さなくても、試合の中で変化はつけられる。どういうプレーが効果的なのかを試合の中で考えながらやっているので。ドリブルに固執しているわけでは全然ないですね。」

「サイドに開いて時間を作るところだったり、ポゼッションするところだったり、仕掛けるところもそうですけど、こうしたプレーの比率は相手によっても変わってくるので。今日はボールをまわしながら、そっちの方を優先すべきと思っていました。それはピッチの中にいればわかることなので。」

「チームの決まり事っていうか、そういうところがあります。僕が中央に入るという決まり事もあります。(外も中央も)どっちもやらないといけないと言われているので、そういうところは出していきたいなと思っています。」

「やっぱり狭いスペースでの認知(状況把握)のところも必要ですし。そこでもっとターンして、突っかけるところを増やしたいと思います。そこはあまりできていないので。中に入ってから、パスで攻撃を作るところはできていますけど、そこから相手の脅威になるところが、もっともっと必要かなと感じています。」

「行けるところまでいきたいですけど、そんなに簡単ではないと思うので。チームとしてうまくいった結果、僕にチャンスが来ているので、まずはチームを優先したい。その中でゴールを狙っていきたいと思います。毎試合、結果を残さないと、スタメンも取れてないと思うので。そういうところは、しっかりと意識していきたい。」

『number web.』より

 

FAカップ R5 ストーク 0:1 ブライトン

三笘選手のレーティング

7.1(Sofascore チーム内7位)

8.0(BBC チーム内3位)

7.0(Sussex live チーム内7位タイ)

彼にとってのベストゲームではなかったが、彼の知性がこの日唯一のゴールをもたらした。スターリングの背後に抜け出し、ファーガソンの簡単なゴールをおぜん立てした。後半途中に次戦を見据えての交代となった。

 

三笘選手のスタッツ

出場時間        75分

アシスト        1

枠外シュート      2

タッチ数        47

パス(成功率)     33(76%)

キーパス        3

ロングボール(成功)  2(1)

ビッグチャンス創出   1

ドリブル(成功)    2(1)

ビッグチャンスミス   1

地上戦(勝利)     5(2)

空中戦(勝利)     1(0)

ロスト         16

ファウル        1

インターセプト     1

タックル        1

 

三笘選手のヒートマップ

 

ファーガソン選手の試合後インタビュー

「フィニッシュは触るだけの簡単な仕上げだったので、良かった。彼があのエリアに侵入すれば、カットインしてシュートも打てるし、中央に横断して運ぶこともできる。彼が運んできてくれれば、僕にとって幸運だ。」

 

デ・ゼルビ監督の試合後インタビュー

「あのゴールにはとても満足している。ダンクのパスは素晴らしかった。三笘は適切なタイミングで適切なポジションに入るために、とてもスマートだった。我々にとって貴重なゴールだった。」

 

管理人の感想

新しい戦術を構築中で、プレシーズンマッチのようなゲームだった。

三笘選手の位置取りは従来よりも内側に入ってくることが多く、得点シーンも大外からではなく2列目からの飛び出しで裏を取るプレーだった。

今後こういうシーンが増えてくるかもしれない。

新しいスタイルを構築中のためか、ドリブルアテンプトは抑え気味で、裏抜けをイメージしているように見えた。

ファーガソン選手も言っていたが、チームとして、三笘選手をボックス内でプレーさせたいという意図があるのではないか。

確かに、三笘選手の決定力とチャンス創出能力はこのチームでも図抜けている。

おそらく三笘選手の最大の長所はプレー選択の正確さと速さにあるのではないかと、最近は感じるようになっている。

 

プレミアリーグ 第24節  ブライトン 0:1 フラム

三笘選手のレーティング

6.3(Sofascore チーム内11位)

5(Sussex live チーム内11位)

長い時間、マッチアップしたテテに抑えられていた。頑張って打開しようとはしていたが、この日はブライトンにきて最も貧弱なパフォーマンスだった。

 

三笘選手のスタッツ

出場時間      90分

ボールタッチ    52

パス(成功率)   24(80%)

キーパス      1

クロス(成功)   1(0)

ロングパス(成功) 2(1)

ドリブル(成功)  5(2)

地上戦(勝利)   12(4)

空中戦(勝利)   1(0)

ロスト       16

ファウル      3

被ファウル     1

インターセプト   3

タックル      1

ドリブル突破    1

 

三笘選手のヒートマップ

 

三笘選手の試合後インタビュー

(試合を振り返って)

「前半からゴールを決め切らないと、やっぱり自分たちが前がかりになってスペースができてしまう。(失点は)自分のミスからなので申し訳ないですけど、(勝てなかった原因は)毎回、決定力かなと感じています。」

 

(ブライトンは直近のリーグ戦3試合で攻めあぐねる試合が続いているが、どのあたりに原因があるのか)

「決定力にあると思います。前半もそうだし、後半もあれだけ支配したのだからゴールを決め切れないといけない。サッカーはこういうものという意見に行き着きますけど、もうちょっと僕らが点をとれるところまで入るっていうところは必要です。あれだけ後ろがビルドアップしているので、前の責任は多くあると思います。」

 

「毎試合、良い試合をしているだけに、もったいないという気持ちはある。でも、チームとしてこのスタイルを崩さないことは間違いない。点が決まれば、相手がもっと前に出てくると思うので。最初にいかに点を取るかというチームだと思いますし。そこを僕らがやらないといけない。そこは責任を感じてます。」

 

(今日対峙したテテ選手の印象は?)

「1回対戦して、素晴らしい選手というのは知ってましたけど、相手の土俵で戦ってしまった。いい時はいいですけど、もうちょっと大人の判断をしないといけないところもありました。

マンツーマン気味じゃないですけど、相手が強い中で、もうちょっとプレーの引き出しを多く取ればよかった。ドリブルするスペースはあったので、そこの判断は悪かっただけですね。もうちょっとコンビネーションだったり、中に入っていく動きだったりが必要だったと思います。」

 

(テテ選手は三笘選手の突破が生きる縦のコースをブロックしてきた)

「もっと中に入りきるところだったり、カットインしてシュートを打てれば、もうちょっと違う選択肢も出てくると思うので。引き出しが少なかったなって感じです。」

 

(ちなみにそのテテ選手は試合後、三笘選手にユニホーム交換を求めていた模様)

 

(ゼ・デルビ監督は三笘選手に対して、もっと中でプレーする回数を増やすように、あとチームメイトとの連携をもっととれるように、との要求をしていたようですが、、)

「(外と中)どちらも必要ですね。中でのプレーも必要ですし。改善も必要です。システム上、中に入ることは多いので。そこでのプレーは求めないといけないです。ただ、外でもっともっと強くなればいい話でもあるので。そこは両立させていかないといけないと思ってます。」

 

(今後壁をいかに乗り越えていくか)

「ホームでこういう試合はしてはいけない。ファンの心をもう一回取り戻したいと思ってます」

 

 

 

プレミアリーグ 第23節  クリスタル・パレス 1:1 ブライトン

三笘選手のレーティング

7.3(Sofascore  チーム内4位)

6(Sussex live チーム内7位タイ)

左サイドで攻撃の脅威になるようにハードワークした。巻いたシュートは相手GKのグアイタのセーブにあった。

 

三笘選手のスタッツ

出場時間      90分

ゴール期待値    0.20

ボールタッチ    64

パス(成功率)   39(90.7%)

クロス(成功)   1(0)

ロングパス(成功) 4(4)

枠内シュート    1

ドリブル(成功)  4(3)

地上戦(勝利)   10(7)

ロスト       14

ファウル      1

クリア       1

タックル      4

 

三笘選手のヒートマップ

 

三笘選手の試合後インタビュー

「素晴らしい試合をしていました。しかし一つのプレー(たぶんGKのミス)でサッカーは変わってしまう。2点目をとれなかったところが(勝てなかった)要因。でも、試合には負けていないので。次に切り替えたいと思います。」

 

「前半、うまくパスを受けられるところもありましたし、そこから前に運ぶところもありました。だけど、後半チームのやり方を変えて、ボールをなかなか受けられなかった。自分がかかわりに行くところ、行かないところの判断が、監督から求められているところもあって、難しさがありました。ゴールを決めるチャンスもあったので、そこを決めきれないと、こういう試合になってしまう。」

 

「時間がたつにつれ、相手が徐々に疲れてもっと(スペースが)空いてくるかなと思ったんですが、全然空いてこなかった。前半もう少しギアを入れてやらないといけないし、僕自身も、もう少し良い形でボールを受けられるようにしないと。」

 

「あまり(前に)飛び込んでこないタイプのチームが多くなったというか。(マーカーの守備で)縦は切られているので、カットインに誘導されることが多い。そこで違った選択肢は出せましたけど。それでも縦に行ってクロスを上げ切るとか、クロスの質のところが大事になるので、そういうところをこだわりたいと思います。」

 

(ボール奪取について)

「そこはやらないといけない。守備もやらないといけない。(パレスのホームの)ピッチも小さかったので、(奪われたら)ピンチになる回数も増える。そこをサポートしないと、不用意な失点につながります。」

 

「守備のところは、ベルギー時代からトレーニングはしていました。自分がやられて、嫌なことをやると考えているので。賭けのところもありますけど、タイミングよく取れた時もありました。でも、求められているのは攻撃のところ。守備をしたうえで、攻撃で数字を残さないといけない。今日もチャンスが2,3回ありましたし。(攻撃で結果を残さないと)評価はされないかなと思います。」

 

管理人の感想

三笘選手には珍しく、メディア採点よりもAI採点の方が評価が高い出来だった。

つまり、スタッツは素晴らしいものの、印象に残るプレーは見せられなかったという結果に終わった。

 

しかし、プレミアでこれだけのスタッツを残しながら、本人も周りも出来があまり良くなかった、という印象を抱かせるほどの当たり前な実力者になっているのはすごいことだと思う。

 

このゲームでは三笘選手はいつも通り、正確この上ないプレーに徹していたが、同サイドのエストゥピニャン選手の動きがいつもよりタッチライン沿いに前線まで突っ込んでくるケースが多く、三笘選手が大外から仕掛けるチャンスがほぼ消されていた。

 

これは監督の指示なのか、エストゥピニャン選手の独断なのか、わかりかねるところだが、この配置がある程度うまくいっていたので、今後も似たような崩しの動きが頻繁にみられるかもしれない。

しかし、三笘ファンから見れば、この崩し方では華麗な三笘選手のドリブルがあまり見る機会がなくなるので、ちょっとした心配ではある。

 

次戦の観戦ポイント

今節終了後のインタビューで、相手が引いてブロックつくってくることが多くなった。

縦を完全に切られて、カットインに誘導されているように感じる。それでも、縦に

行って、クロスを上げ切るようなプレーをしたい、と答えているので、次節では三笘選手の縦突破からのプレーに期待したいと思う。