三笘選手のヨーロッパ戦記

フットボール界の流川楓、三笘選手を応援するブログ

プレミアリーグ 第23節  クリスタル・パレス 1:1 ブライトン

三笘選手のレーティング

7.3(Sofascore  チーム内4位)

6(Sussex live チーム内7位タイ)

左サイドで攻撃の脅威になるようにハードワークした。巻いたシュートは相手GKのグアイタのセーブにあった。

 

三笘選手のスタッツ

出場時間      90分

ゴール期待値    0.20

ボールタッチ    64

パス(成功率)   39(90.7%)

クロス(成功)   1(0)

ロングパス(成功) 4(4)

枠内シュート    1

ドリブル(成功)  4(3)

地上戦(勝利)   10(7)

ロスト       14

ファウル      1

クリア       1

タックル      4

 

三笘選手のヒートマップ

 

三笘選手の試合後インタビュー

「素晴らしい試合をしていました。しかし一つのプレー(たぶんGKのミス)でサッカーは変わってしまう。2点目をとれなかったところが(勝てなかった)要因。でも、試合には負けていないので。次に切り替えたいと思います。」

 

「前半、うまくパスを受けられるところもありましたし、そこから前に運ぶところもありました。だけど、後半チームのやり方を変えて、ボールをなかなか受けられなかった。自分がかかわりに行くところ、行かないところの判断が、監督から求められているところもあって、難しさがありました。ゴールを決めるチャンスもあったので、そこを決めきれないと、こういう試合になってしまう。」

 

「時間がたつにつれ、相手が徐々に疲れてもっと(スペースが)空いてくるかなと思ったんですが、全然空いてこなかった。前半もう少しギアを入れてやらないといけないし、僕自身も、もう少し良い形でボールを受けられるようにしないと。」

 

「あまり(前に)飛び込んでこないタイプのチームが多くなったというか。(マーカーの守備で)縦は切られているので、カットインに誘導されることが多い。そこで違った選択肢は出せましたけど。それでも縦に行ってクロスを上げ切るとか、クロスの質のところが大事になるので、そういうところをこだわりたいと思います。」

 

(ボール奪取について)

「そこはやらないといけない。守備もやらないといけない。(パレスのホームの)ピッチも小さかったので、(奪われたら)ピンチになる回数も増える。そこをサポートしないと、不用意な失点につながります。」

 

「守備のところは、ベルギー時代からトレーニングはしていました。自分がやられて、嫌なことをやると考えているので。賭けのところもありますけど、タイミングよく取れた時もありました。でも、求められているのは攻撃のところ。守備をしたうえで、攻撃で数字を残さないといけない。今日もチャンスが2,3回ありましたし。(攻撃で結果を残さないと)評価はされないかなと思います。」

 

管理人の感想

三笘選手には珍しく、メディア採点よりもAI採点の方が評価が高い出来だった。

つまり、スタッツは素晴らしいものの、印象に残るプレーは見せられなかったという結果に終わった。

 

しかし、プレミアでこれだけのスタッツを残しながら、本人も周りも出来があまり良くなかった、という印象を抱かせるほどの当たり前な実力者になっているのはすごいことだと思う。

 

このゲームでは三笘選手はいつも通り、正確この上ないプレーに徹していたが、同サイドのエストゥピニャン選手の動きがいつもよりタッチライン沿いに前線まで突っ込んでくるケースが多く、三笘選手が大外から仕掛けるチャンスがほぼ消されていた。

 

これは監督の指示なのか、エストゥピニャン選手の独断なのか、わかりかねるところだが、この配置がある程度うまくいっていたので、今後も似たような崩しの動きが頻繁にみられるかもしれない。

しかし、三笘ファンから見れば、この崩し方では華麗な三笘選手のドリブルがあまり見る機会がなくなるので、ちょっとした心配ではある。

 

次戦の観戦ポイント

今節終了後のインタビューで、相手が引いてブロックつくってくることが多くなった。

縦を完全に切られて、カットインに誘導されているように感じる。それでも、縦に

行って、クロスを上げ切るようなプレーをしたい、と答えているので、次節では三笘選手の縦突破からのプレーに期待したいと思う。