三笘選手のレーティング
6.8(Sofascore チーム内10位)
8(90min チーム内2位)
緩急をうまくつけたプレーでアレクサンダー・アーノルドを終始惑わせた。1点目のマーチの得点ではアシストの価値があった。
9(Sussex live チーム内1位タイ)
試合中ずっとアレクサンダー・アーノルドを引きずり回した。何度も相手DFは日本のスターの影を追っていた。この25歳はずっと相手の脅威であり続け、マーチの1点目を演出した。相手DFは対応できなかった。
三笘選手のスタッツ
出場時間 89分
ゴール期待値 0.25
ボールタッチ 50
パス(成功率) 31(86.1%)
クロス(成功) 1(0)
ロングパス(成功) 1(1)
枠内シュート 1
枠外シュート 1
ブロックショット 2
ドリブル(成功) 2(2)
決定機のミス 1
地上戦(勝利) 5(5)
ロスト 9
被ファウル 3
オフサイド 1
三笘選手のヒートマップ
管理人の感想
ヒートマップを見てもわかる通り、今日は比較的深い位置でプレーできた。
リヴァプールの対策としては縦は封鎖し、わざとカットインさせる。内側レーンにおびき寄せて、ダブルチームで刈り取る、、予定だったようだが、、、
カットインされた後、深くえぐられることまでは想定外だっただろう。
三笘選手が従来の攻撃型SBによくあるスピードだけの選手なら、リヴァプールの対策はハマっただろうが、狭いスペースで仕事ができる足元の技術もスピード以上に優れているので、このゲームではクロップのプランをたやすく打ち破ることができた。
三笘選手がPA内で仕事ができるのは、個人の能力ももちろんだが、周囲の選手との連携ができているのが大きい。
このゲームではカイセド選手、エストゥピニャン選手との連携が非常にスムースで、三笘選手の個人技が発揮できる環境が整えられていた。
今後、ますます連携が高まれば、楽しいプレーも増えてくることだろう。
三笘選手のレーティングは機械採点が低く、プレス採点が高くなる傾向がずっと続いているが、これは試合の勝負を決定づける効果的なプレーができている証拠だと思う。
この選手をずっと見ていて、思うのはゲームの流れを読む力がずば抜けている。
プロに入ってから、途中出場が多かったのも良い方面に影響したのかもしれない。
以前のインタビューで、ベンチからゲームの流れや相手DFの特長をしっかり観察してどう対応するか考えてからゲームに入るようにしている、というようなことを言っていたが、そういった意識の高さがここにきて花開いているように思える。