三笘選手のヨーロッパ戦記

フットボール界の流川楓、三笘選手を応援するブログ

プレミアリーグ 第30節 トッテナム 2:1 ブライトン

三笘選手のレーティング

5.8(Sofascore チーム内11位)

6(Sussex live  チーム内7位タイ)

前半に素晴らしいゴールをハンドで取り消されたのは少し不運だった。試合を通じて相手の脅威になっていたが、自陣でのロストから失点を許したのは失策だった。

 

三笘選手のスタッツ

出場時間      90分

ゴール期待値    0.65

ボールタッチ    51

パス(成功率)   21(70%)

キーパス       1

クロス(成功)   1(0)

ロングパス(成功) 1(0)

枠外シュート    2

ドリブル(成功)  2(1)

地上戦(勝利)   12(3)

空中戦(勝利)   2(2)

ロスト       18

ファウル      5

被ファウル     1

タックル      1

 

 

試合後インタビュー

デ・ゼルビ監督

「我々は最高の試合をしたし、結果には本当に不満がある。しかし、フットボールはこのようなものであり、この結果を受け入れないといけない。」

「VARやレフェリーについては話したくない。とても、とても明白なたくさんのシチュエーションがあったと思う。パフォーマンスや選手たちのことを本当に満足している。良い試合をした。試合には負けたが、このスタジアムでこのような選手やこのチームを相手にしたクオリティやプレーに満足している。」

「前半と後半の両方で我々が試合を支配していたと思う。試合に勝つためには得点を取らなければならない。このことを良く理解しているが、私の選手たちに言えることは何もない。本当に誇りに思っている。」

 

ダンク主将

「これがフットボールだ。僕たちが良いチームで、試合を支配していたと思う。

ミスで2つのチャンスを作られて2点を奪われたけど、時々フットボールはわからない。」

「アレクシスのハンドもそのうちの一つだ。他にはVARが厳しい判定を下したこと。あれ(三笘のゴールが取り消された場面)は腕よりも上だったように見えた。彼らはあのような判定を下したけど、三笘へのあからさまなファウルに対しては判定を下せなかったのか?VARのことがわからない。」

「僕たちや彼らにとってこの試合はとても大きなものだった。1-1の場面であからさまなペナルティを彼らは与えなかった。自分たちに対して申し訳ないと思わないし、僕たちにはまだまだ試合がある。でも、フットボールでのVARの意味が分からない。」

 

管理人の感想

非常にコントロバーシャルな試合。

不安定なジャッジのせいで、割り切れないなんともモヤモヤするゲームになってしまった。

スパーズの2点とダンクのヘッダーによる1点は文句なしだが、三笘の流れるような素晴らしいショットが無効になったハンドとウェルベックのシュートのディフレクションでとられたハンド、PA内でユニを引っ張られたダンク、そして極めつけが三笘のトラップからシュート体勢に持ち込む過程で起きた明らかな足踏み。

この4点分のいずれもがブライトンに不利な判定となった。

ホエビュアによる三笘の足踏みについては、追って審判協会から明確に誤審だったとの見解とブライトンへの謝罪があったが、他の3点も怪しい。

三笘選手自身のプレーはおそらく疲れもあってか、今一つ精彩を欠いたが、それでも決定的な仕事はできていた。

ほんとうにすごい選手だと思う。

ただ、決勝点献上の起点となるボールロストは「軽い守備」という昔の欠点が出てしまったかなーと少し残念に思ったが、日本からの移動をはさんでここまで中2日、中3日でフル出場続けていることを考えれば、仕方がないといえるでしょう。

これで、責められたら、たまったものじゃない。

怪我しないで、プレーできれば、かなりの高確率で決定的な仕事ができる水準には到達しているように見える。